みずかめ座
神話
大神ゼウスはいつものように下界を見ていました。
するととても美しい牧童を発見します。
この牧童の名はガニュメデスと言います。
ゼウスはこのガニュメデスを自分のそばに置きたいと思い、オオワシの姿に変身してガニュメデスを連れ去りました。
わけも分からず連れてこられたガニュメデスですが、ゼウスはガニュメデスを少年の姿のまま不老不死にしました、そしてガニュメデスの役目として神々の食卓で美酒を注ぐ役目を与えます。また
ゼウスはガニュメデスを愛人にもしました。
ガニュメデスの両親は突然の失踪に悲しみました。悲しみにくれる姿を見たゼウスは心を痛め、ヘルメスを呼び風のように早く走る神馬をおくりました。
そして両親がいつでもガニュメデスの姿を思い浮かべられるようにゼウスは、美酒を注ぐガニュメデスの姿をみずかめ座の星座にしたと言われています。