さそり座
神話
狩人オリオンを刺したサソリ
狩人オリオンは月の神アルテミス誤って放った矢によって亡くなったと言われてますが、もうひとつオリオンはサソリに刺されその毒で亡くなったとも言われています。
オリオンは優秀な狩人で、いつも大きな獲物を捉えていました。どんな動物でもオリオンにかなうものはいないと、いつも威張っていました。
そんな風に威張っていたオリオンの言葉を聞いた天上の神々は日々の糧となる獲物を与えているのは私たちが与えてやっているのに、傲慢なことを言うのかと神々を怒らせてしまいます。
神々はそんなオリオンを懲らしめようと1匹のサソリを放ってサソリをオリオンの元へ向かわせました。
サソリが向かっているのも知らないオリオンは今日も威張っていました。
そんなオリオンにサソリは忍び寄りオリオンのかかとに毒針を一刺しします。
力自慢のオリオンもサソリの毒には耐えられなくて、体に毒が回って、死んでしまいました。
神々はサソリの手柄を称えてこのサソリを天上のさそり座とした。と言われています。
オリオンも、星座となっていますが、そんなサソリを怖がってさそり座の見えない冬にオリオン座が出ていると言われています。