おうし座
神話
おうし座の神話は2つ有名な話があります。
エウロパの物語
エウロパはそれはとても美しく天上の神々にも噂は届くほどでした。
ある日、エウロパは野原で遊んでいました。天上からこれを見た大神ゼウスがその美しさに惹かれて大きな白い牛に姿を変えてエウロパに近づきました。
大きく美しい白い毛をした牛が野原を寝転んでいたので、エウロパは牛の背中に腰をおろしてしまいました。
すると牛は突然エウロパを背中に乗せたまま走り出し、そのまま、とてもとても遠くに連れて行ってしまいました。
遠くに連れてこられてしまったエウロパは悲しみそれを見たゼウスはエウロパを慰め、愛を語りました。
おうし座はこの大神ゼウスの姿を変えた牛の姿がおうし座として描かれています。
イオの物語
大神ゼウスの妻ヘラの神殿につかえているイオはとても美しい女性です。
イオに目をつけたゼウスはイオを愛しますが、それがヘラの嫉妬をうけてイオを牛の姿に変えてしまいます。
牛の姿になったイオはゼウスに合わせないように牛舎の中に閉じ込められてしましました。
しかもそれを監視するようにアルゴスという100個の目をもつ怪物を監視につけ、イオが逃げ出さないようにしていました。
それを知ったゼウスがイオを助けるため、伝令神ヘルメスにイオを助けるように命じます。
ヘルメスは眠りの神ヒュノプスが作った眠りの笛を使って、見張りをしている怪物アルゴスを眠らせ牛の姿になったイオを救い出しました。
この牛の姿になったイオがおうし座と言われています。