星の明るさについて
今回は天体観測初心者向けの説明なので、かなり大味に書いています。
夜空を見上げると明るい星があったり、よーく見ないとわからない暗い星があったりと
いろいろな明るさの星があります。
星(恒星)の明るさを等級という尺度で表します。
肉眼で見えるもっとも明るい星を1等星と呼び2,3,4,5,6等星と暗く見えづらくなっていきます。
(厳密にはもっと細かく小数点単位で分類されています。)
冬の大三角や冬のダイヤモンドや夏の大三角等は主に1等星という明るい星を線で結んだものを言います。
そんな1等星は全天で21個あり、下記星座に組み込まれています。
- はくちょう座 デネブ
- わし座 アルタイル
- こと座 ベガ
- おおいぬ座 シリウス
- うしかい座 アークトゥルス
- りゅうこつ座 カノープス
- ケンタウルス座 リギル・ケンタウルス
- おうし座 アルデバラン
- みなみじゅうじ座 アクルックス
- オリオン座 ベテルギウス
- ケンタウルス座 ハダル
- さそり座 アンタレス
- こいぬ座 プロキオン
- ぎょしゃ座 カペラ
- オリオン座 リゲル
- みなみのうお座 フォーマルハウト
- しし座 レグルス
- みなみじゅうじ座 ミモザ
- おとめ座 スピカ
- ふたご座 ポルックス
- エリダヌス座 アケルナル
天体観測において1等星を目印にすることが非常に便利だし、眺めているだけでもとてもきれいなので覚えていきましょう。